お引越しについて

サーバー移転ガイド(他社サービスから引越ししたい)

対象プラン

さくらのレンタルサーバ ライト スタンダード プレミアム ビジネス ビジネスプロ マネージド メールボックス

他社からさくらのレンタルサーバへのサーバーの移転に伴い、既存のWebサイトやメールを停止させずに今まで通り利用できるか不安なお客様に対して、移転までのスケジュールとつまづきやすいポイントについて手順に沿ってご紹介します。

サーバー移転は何をすればいいの?

サーバー引越しの際、今後のお客様のご希望にあわせて Webサイト(ホームページ)、メール、独自ドメインのお引越しが必要になります。

サーバー移転完了までの流れ

サーバー移転手順のおおまかなスケジュールは下記の通りです。

お引越しが完了するまでは移転元の旧サーバーのご契約を継続したまま、期間を重複させてさくらのレンタルサーバをご契約ください。
移転(お引越し)完了後に旧サーバーを解約してください。

▼STEP1

プランの設定をする

※お申込み完了後、仮登録完了メールが届きます。

▼STEP2

ドメイン移管をする

▼STEP3

メールアドレスの再設定をする

▼STEP4

Webサイトのデータを移行する

▼STEP5

SSLを設定する

▼STEP6

ネームサーバーの変更をする

※切り替えが完了するとサーバー移転が完了となります。

サーバー移転の流れについて、下記動画でもご案内しています。

動画で見る( 5分8秒)

再生ボタンをクリックしてください(音声が流れます)。

STEPごとに進めてみましょう

プランの選定をする

まずはプランを選びましょう。
WordPressなどのCMSをご利用希望の場合はスタンダードプラン以上を選択ください。
最適なレンタルサーバープランを選びたい
さくらのレンタルサーバのプラン選びに困ったら見るページ・さくらのホームページ教室

プラン選定後、お申込みが必要です。下記マニュアルに動画つきでお申込み方法についてご紹介しております。
レンタルサーバに申し込みたい

設定代行サービス(無料)※一部サービスのみ

ご自身で移行作業を行うことに不安があるお客様には、設定代行サービス「さくらのさくっとおまかせ設定」をご用意しております。
※対象プラン:さくらのレンタルサーバ ビジネス・ビジネスプロ、さくらのマネージドサーバ

お申込み後、仮登録完了のお知らせ(メール)が届きますので大切に保管してください。

ドメイン移管(転入)をする

独自ドメインを利用しない方はSTEP3にお進みください。

ドメイン移管とは

現在利用している独自ドメイン名は変更せずに、独自ドメインの管理会社(レジストラ)だけを別の管理会社に変更することです。

具体的には、取得した独自ドメイン「example.com」はそのままに、ドメイン管理会社を「A社」から「B社」に乗り換える(引き継ぐ)というもので、Webサイトやメールアドレスの利用には影響ありません。

移管にかかる日数は独自ドメインの契約状況や管理会社、支払い方法によりますが、数日から数週間です。

ドメイン移管は実施すべき?

さくらのレンタルサーバでは他社管理の独自ドメインもご利用いただけます。
そのため独自ドメイン管理は今のまま、サーバー移転することが可能です。

独自ドメインとサーバーは同じ管理会社でなくても問題はありませんが、契約管理の面からサーバー移転の際にドメインもあわせて移管されるお客様もいらっしゃいます。
なお、独自ドメインはどこの管理会社で取得しても役割や機能に違いはありません。

下記コラムや動画でもドメインの転入について解説しています。
独自ドメインを移管(転入)する必要があるかはお客様にてご判断ください。
ドメイン転入(移管)とは? 手続きの流れや方法を具体的に解説・さくらのホームページ教室

ドメイン管理事業者によってはドメイン移管完了時にドメインのゾーン情報を削除する可能性があります。

こちらは移管元ドメイン管理事業者様のポリシーに依存するため、

  • さくらインターネットへの転入作業
  • 転入作業前に参照ネームサーバーを変更
のどちらを優先されるかについてはドメイン所有者様にてご検討ください。

STEP 2-1ドメイン転入手続き

ドメインの種類によって転入手続きが異なります。下記ページにてお客様の転入(お引越し)されたいドメイン名をお選びください。
ドメイン管理をさくらインターネットに引越ししたい

動画で見る

再生ボタンをクリックしてください(音声が流れます)。

「com」「net」などのgTLDドメインの場合(2分42秒)

汎用JP・属性型JPドメインの指定事業者変更手続き(2分51秒)

ドメイン移管にあたり覚えておきたい用語

用語 内容
レジストラ
(ドメイン管理事業者)

ドメインの登録申請を受け付けたり、その申請内容を審査したり、ドメインのデータベースへの情報登録をしたりする事業者です。
サポートマニュアルでは、レジストラのことを分かりやすく「管理事業者様」と表現しています。

※他にも「ドメイン管理業者」「指定事業者」などと呼ばれることもありますが、いずれもレジストラのことを指します。

Whois

ドメインのデータベースに登録された情報をインターネットから参照できるサービスです。

不明な場合はWhois検索から確認できます。
Whois情報の見方は以下のマニュアルをご確認ください。
Whois情報の見方を知りたい

JPドメイン

「.jp」で終わるドメインを指します。

gTLDドメイン

「.com / .net / .org / .info / .biz」などで終わるドメインを指します。

AuthCode
/ オースコード

不正なドメイン移管を防止するために、ドメインの移管申請には[オースコード(または認証キー、EPP Keyなど、ドメイン管理業者(移管先)により名称が異なる場合があります)]と呼ばれる文字列が必要となります。

オースコードは、基本的には現在のドメイン管理業者(移管元)より発行されます。

STEP 2-2ドメインをサーバーに設定する

独自ドメインを利用するためには、レンタルサーバーに独自ドメインを追加する必要があります。

ドメインの移管(転入)手続き完了後に、ドメインをサーバーに設定いただけます。
他社から移管したドメインを設定したい

※ドメインの移管が完了しても、自動的にネームサーバーは変更されません。
また、ドメイン移管が完了してもネームサーバーは旧サーバーの情報のままにしておきましょう(まだ新サーバーであるさくらのレンタルサーバのネームサーバーには変更しません)。

※ネームサーバーの変更は、メールやWebサイトの準備完了後の STEP5 のタイミングで実施してください。

他社サーバーとさくらのレンタルサーバを併用する場合は、下記マニュアルをご参照ください。
さくらインターネットのサーバーと外部サーバーを併用して利用したい【さくらインターネットで管理されているドメインの場合】

STEP 2-1ドメインをサーバーに設定する

ご注意ください

お試し期間中は他社管理ドメインをさくらのレンタルサーバに設定することができません。
制限の解除をご希望の場合は 本登録の実施をご検討ください。

独自ドメインを利用するためには、レンタルサーバーに独自ドメインを追加する必要があります。
コントロールパネルへログインし、下記マニュアルの手順でサーバーにドメインを設定しましょう。

※ネームサーバーの変更は、メールやWebサイトの準備完了後の STEP5 のタイミングで実施してください。

他社で取得・管理中のドメインを設定したい

他社サーバーとさくらのレンタルサーバを併用する場合は、下記マニュアルをご参照ください。
さくらインターネットのサーバと外部サーバーを併用して利用したい【他社でドメイン管理をする場合】

独自ドメインご利用の方へのご注意

独自ドメインを追加すると追加された設定が反映する(利用可能になる)までに数時間~最大48時間程度必要です。 十分な時間をおいてからメール設定もしくはWebサイト(ホームページ)設定に移りましょう。

これでドメインの基本設定は完了です!

メールアドレスを再設定する

次はお客様にてメールアドレスの作成と、メールソフト(Outlookなど)の再設定が必要です。

メールを利用しない方はSTEP4へお進みください。

よくあるご質問

  • サーバー移転中のメールの受信方法はどうすればいいですか?

    移転元のサーバーにてメールアカウントを作成している場合、さくらのレンタルサーバ側でも同じメールアカウントを作成する必要があります。

    お使いのメールソフト上でも、同じアドレスのメールアカウントを設定してください。

    ※既存のメールアカウント設定は上書きせず、ネームサーバーが反映されるまではどちらの設定でも受信するようにしてください。
    (メールソフトによっては同じメールアドレスで同時に設定ができないものもございます)

メールのバックアップについて

POPの場合はパソコンなどの端末にメールが残るため、サーバーを移転してもバックアップは残ります。
IMAPの場合はメールデータはサーバーに残るため、サーバーを移転すると移転前のサーバーの過去のメールが消えてしまいます。

対処方法

受信方法がIMAP の場合は、サーバー移転前にPOP受信に変更する、またはIMAPのままローカルにバックアップデータを保存しておきましょう。

※POPとIMAPの受信設定はお使いのメールソフトでご確認ください。

※POPとIMAPの違いについては下記ページをご参照ください。
#003|よくある質問  ~メールソフトの設定時に選択するPOPとIMAPの違いについて~・まりなの初心者講座

STEP 3-1メールアドレスの作成

下記マニュアルに沿ってメールアドレスを作成してください。
メールアドレスを作成・変更・削除したい

※『メールアドレス作成後』は、初期ドメインを利用して問題がないかどうかを確認してください。

STEP 3-2その他のメール設定(推奨)

さくらのレンタルサーバでは下記のメールセキュリティ機能をご用意しておりますので、ご活用ください。

※DKIM、DMARC、SPFレコードはいずれもメールセキュリティを強化する技術のことです。これらに対応していないことで、メールが相手に届いていない状況になっている可能性もあります。特にGmailとのやり取りが多い場合はDKIM、DMARC、SPFを設定いただくことをおすすめします。詳細は各マニュアルをご参照ください。

※メール送受信時にウイルスチェックサービスがウイルスを検出し、サーバーにメールが届かないようにします。

※さくらのレンタルサーバでは、メールアドレス単位で適用できる2種類の迷惑メールフィルタ機能をご用意しております。
迷惑メールが届いている場合にご利用ください。

Webサイトのデータを移行する

他社サーバーで運用中のWebサイトを引き続きさくらのレンタルサーバで公開する場合、Webサイトのデータをさくらのレンタルサーバに転送しましょう。

WordPressの場合とHTMLデータの場合の移行手順をそれぞれご紹介しています。
ご自身での作業が難しい場合は外部委託業者への依頼もご検討ください。

STEP 4-1WordPressコンテンツを移行する

WordPressはデータベースとWordPressデータの二種類で構成されており、どちらも移行する必要がありますが、Snapupを利用することで同時に移行することが可能です。
他社からWordPressコンテンツを移転したい(SnapUp利用)
他社からWordPressコンテンツを移転したい(phpMyAdmin利用)

また、有償とはなりますがWebの相談所ではWordPress 移転サービスを承っております。
Webサイトのリニューアル、LP制作なども対応可能です。
ぜひご相談ください。

ご注意ください

WordPressは基本的には最新バージョンを使うことが前提になっています。
更新をしないで使い続けるとセキュリティのリスクもあるため、常に最新版のWordPressをご利用ください。
詳細は下記コラムをご参照ください。

また、現在、不正アクセスによるWordPressのウェブ改ざんが急増しています。
一度、サーバーが不正アクセスを受けると、改ざんされたプログラムへさらにバックドアを仕掛けられる例が非常に多いため、対処としては必ずサーバー内部データをすべてリセットし、コンテンツを新たにアップロードしなおす必要があります。
ご契約中サーバーが不正アクセスの被害にあわないよう、お客様にて事前にコンテンツを守るための対策を行っていただきますようお願いいたします。

STEP 4-1Webサイトデータをさくらのレンタルサーバに転送する

他社で運営しているWebサイトを移行したい

※FTP情報の確認方法等は、お申込み完了後に届く仮登録完了メールを参考にしてください。

ビジネスプラン以上のお客様には、設定代行サービス「さくらのさくっとおまかせ設定」をご用意しております。

ライト・スタンダード・プレミアム・メールボックスをご利用のお客様で、データ移行についてお客様での対応が難しい、またウェブ制作者に依頼することができないなどの場合は、弊社では「ココナラ」をご紹介しております。
有償とはなりますが、よろしければご検討ください。
Web制作・サーバー設定パートナー

ご参考までに、ココナラの事例について下記コラムでご紹介しています。
ココナラって何?Web制作とかも頼めるの?・さくらのホームページ教室

SSLの設定をする

STEP 5-1SSLを設定する

初期ドメイン

初期ドメイン(〇〇.sakura.ne.jp)またはさくらのサブドメインでは、以下マニュアルをご参考の上、無料の共有SSLをご利用ください。
SSL証明書を設定したい(共有SSL)

独自ドメイン

無料証明書と有料証明書の違い

証明書自体の違いについては、さくらのSSLコラムで詳しく解説していますので、まずはそちらをチェックしてみてください。
無料証明書と有料証明書の違い | さくらのSSL

さくらのレンタルサーバにおいては、簡単に設定できるSSL証明書として、Let’s Encryptの無料証明書と年間990円のJPRSドメイン認証型SSLが利用できます。
どちらもサーバーコントロールパネルから設定できますが、Let’s Encryptの方が簡単に設定できます。

下記マニュアルの手順でSSL証明書を設定してください。
無料SSL(Let’s Encrypt)を設定したい

※ネームサーバー変更前に証明書を設定した場合、エラー「ドメインの名前解決ができないため無料SSL機能がご利用いただけません」と表示される場合があります。詳細は下記ページをご確認ください。
ドメインの名前解決ができないため無料SSL機能がご利用いただけません。と表示される場合

WordPressをご利用の場合は設定後にWordPressのサイトをSSL化してください。
WordPressのサイトをSSL化したい

下記マニュアルの手順でSSL証明書を設定してください。
SSL証明書を導入する流れを知りたい(さくらのレンタルサーバ、マネージドサーバ)

WordPressをご利用の場合は、設定後にWordPressのサイトをSSL化してください。
WordPressのサイトをSSL化したい

他社サーバーで利用していた有料のSSL証明書も利用可能です。
下記マニュアルに沿ってSSLサーバー証明書を移行してください。
他社サーバーからSSL証明書を移行したい(独自SSL)

STEP 5-1Webサイトの動作確認

動作確認の方法を3つご紹介しております。
DNS切り替え前にさくらのレンタルサーバ内のWebサイトの状態を確認したい

ネームサーバーの変更をする

ネームサーバーの変更とは?

ネームサーバーとは、「このドメインはさくらのレンタルサーバで利用します」というように、ドメインとサーバーを紐づけるものです。

STEP2 内の手順でサーバーにドメインは設定されていますが、ネームサーバーには移転元サーバーの情報が紐づいているため、さくらインターネット指定のネームサーバーに変更します。

ネームサーバーについては下記動画でも紹介しています。

動画で見る( 1分29秒)

再生ボタンをクリックしてください(音声が流れます)。

ネームサーバーの変更方法

ドメインの管理状況によって作業内容が異なります。

他社で管理しているドメインの場合、さくらインターネット指定のネームサーバー上でレコードの編集ができません。
さくらのレンタルサーバのコントロールパネルからではなく、独自ドメイン取得元の管理画面でネームサーバーの変更が必要です。
変更方法についてはドメイン取得元までご確認ください。

なお、さくらインターネット指定のネームサーバーに変更する際は、下記の両方のネームサーバーを設定してください。

ネームサーバー1 ns1.dns.ne.jp
ネームサーバー2 ns2.dns.ne.jp

ドメイン移管完了前には弊社のドメイン管理画面上でネームサーバーの変更が行えません。
さくらのレンタルサーバへドメイン移管が完了した後に、下記マニュアル「ネームサーバー情報の変更」に沿って変更してください。
他社からドメイン移管が完了した場合

下記マニュアル「ネームサーバー情報の変更」に沿って変更してください。
他社からドメイン移管が完了した場合

ご注意ください

ネームサーバーは変更しても即時に反映はされず、一定の時間をかけて世界中のネットワークで順次変更が反映されていきます。
そのためネームサーバー切り替え後、 旧サーバーと新サーバーのどちらに辿り着くかわからないため、新旧両方のサーバーにWebサイトを用意する必要があります。

また、メールも両方のサーバーに届いてしまうため、両方のサーバーからメールを受信する必要があります。
一般的に反映期間は最大48時間程度と言われています。

以上でサーバーの引っ越し作業は完了です。

お問い合わせ

もし分からないことがあったら?

さくらのレンタルサーバでは細やかで豊富なサポートコンテンツをご用意しています!
よくお問い合わせいただく内容を、Q&A集としてまとめております。
お問い合わせいただく前に、まずはよくあるご質問をご参照いただきますようお願いいたします。

サポートコンテンツをご覧のうえ問題が解決しなかった場合、サポートまで直接お問い合わせください。
お問い合わせ

Youtube・Xのご案内

さくらのレンタルサーバのカスタマーサポートでは以下の公式Youtube、X(旧Twitter)にて最新情報や操作ガイドを随時アップしています。
よろしければフォローしてくださいね。

他社からさくらのレンタルサーバへのサーバーの移転に伴い、既存のWebサイトやメールを停止させずに今まで通り利用できるか不安なお客様に対して、移転までのスケジュールとつまづきやすいポイントについて手順に沿ってご紹介します。

サーバー移転は何をすればいいの?

サーバー引越しの際、今後のお客様のご希望にあわせて Webサイト(ホームページ)、メール、独自ドメインのお引越しが必要になります。

サーバー移転完了までの流れ

サーバー移転手順のおおまかなスケジュールは下記の通りです。

お引越しが完了するまでは移転元の旧サーバーのご契約を継続したまま、期間を重複させてさくらのレンタルサーバをご契約ください。
移転(お引越し)完了後に旧サーバーを解約してください。

▼STEP1

プランの設定をする

※お申込み完了後、仮登録完了メールが届きます。

▼STEP2

ドメイン移管をする

▼STEP3

メールアドレスの再設定をする

▼STEP4

Webサイトのデータを移行する

▼STEP5

SSLを設定する

▼STEP6

ネームサーバーの変更をする

※切り替えが完了するとサーバー移転が完了となります。

サーバー移転の流れについて、下記動画でもご案内しています。

動画で見る( 5分8秒)

再生ボタンをクリックしてください(音声が流れます)。

STEPごとに進めてみましょう

プランの選定をする

まずはプランを選びましょう。
WordPressなどのCMSをご利用希望の場合はスタンダードプラン以上を選択ください。
最適なレンタルサーバープランを選びたい
さくらのレンタルサーバのプラン選びに困ったら見るページ・さくらのホームページ教室

プラン選定後、お申込みが必要です。下記マニュアルに動画つきでお申込み方法についてご紹介しております。
レンタルサーバに申し込みたい

設定代行サービス(無料)※一部サービスのみ

ご自身で移行作業を行うことに不安があるお客様には、設定代行サービス「さくらのさくっとおまかせ設定」をご用意しております。
※対象プラン:さくらのレンタルサーバ ビジネス・ビジネスプロ、さくらのマネージドサーバ

お申込み後、仮登録完了のお知らせ(メール)が届きますので大切に保管してください。

ドメイン移管(転入)をする

独自ドメインを利用しない方はSTEP3にお進みください。

ドメイン移管とは

現在利用している独自ドメイン名は変更せずに、独自ドメインの管理会社(レジストラ)だけを別の管理会社に変更することです。

具体的には、取得した独自ドメイン「example.com」はそのままに、ドメイン管理会社を「A社」から「B社」に乗り換える(引き継ぐ)というもので、Webサイトやメールアドレスの利用には影響ありません。

移管にかかる日数は独自ドメインの契約状況や管理会社、支払い方法によりますが、数日から数週間です。

ドメイン移管は実施すべき?

さくらのレンタルサーバでは他社管理の独自ドメインもご利用いただけます。
そのため独自ドメイン管理は今のまま、サーバー移転することが可能です。

独自ドメインとサーバーは同じ管理会社でなくても問題はありませんが、契約管理の面からサーバー移転の際にドメインもあわせて移管されるお客様もいらっしゃいます。
なお、独自ドメインはどこの管理会社で取得しても役割や機能に違いはありません。

下記コラムや動画でもドメインの転入について解説しています。
独自ドメインを移管(転入)する必要があるかはお客様にてご判断ください。
ドメイン転入(移管)とは? 手続きの流れや方法を具体的に解説・さくらのホームページ教室

ドメイン管理事業者によってはドメイン移管完了時にドメインのゾーン情報を削除する可能性があります。

こちらは移管元ドメイン管理事業者様のポリシーに依存するため、

  • さくらインターネットへの転入作業
  • 転入作業前に参照ネームサーバーを変更
のどちらを優先されるかについてはドメイン所有者様にてご検討ください。

STEP 2-1ドメイン転入手続き

ドメインの種類によって転入手続きが異なります。下記ページにてお客様の転入(お引越し)されたいドメイン名をお選びください。
ドメイン管理をさくらインターネットに引越ししたい

動画で見る

再生ボタンをクリックしてください(音声が流れます)。

「com」「net」などのgTLDドメインの場合(2分42秒)

汎用JP・属性型JPドメインの指定事業者変更手続き(2分51秒)

ドメイン移管にあたり覚えておきたい用語

用語 内容
レジストラ
(ドメイン管理事業者)

ドメインの登録申請を受け付けたり、その申請内容を審査したり、ドメインのデータベースへの情報登録をしたりする事業者です。
サポートマニュアルでは、レジストラのことを分かりやすく「管理事業者様」と表現しています。

※他にも「ドメイン管理業者」「指定事業者」などと呼ばれることもありますが、いずれもレジストラのことを指します。

Whois

ドメインのデータベースに登録された情報をインターネットから参照できるサービスです。

不明な場合はWhois検索から確認できます。
Whois情報の見方は以下のマニュアルをご確認ください。
Whois情報の見方を知りたい

JPドメイン

「.jp」で終わるドメインを指します。

gTLDドメイン

「.com / .net / .org / .info / .biz」などで終わるドメインを指します。

AuthCode
/ オースコード

不正なドメイン移管を防止するために、ドメインの移管申請には[オースコード(または認証キー、EPP Keyなど、ドメイン管理業者(移管先)により名称が異なる場合があります)]と呼ばれる文字列が必要となります。

オースコードは、基本的には現在のドメイン管理業者(移管元)より発行されます。

STEP 2-2ドメインをサーバーに設定する

独自ドメインを利用するためには、レンタルサーバーに独自ドメインを追加する必要があります。

ドメインの移管(転入)手続き完了後に、ドメインをサーバーに設定いただけます。
他社から移管したドメインを設定したい

※ドメインの移管が完了しても、自動的にネームサーバーは変更されません。
また、ドメイン移管が完了してもネームサーバーは旧サーバーの情報のままにしておきましょう(まだ新サーバーであるさくらのレンタルサーバのネームサーバーには変更しません)。

※ネームサーバーの変更は、メールやWebサイトの準備完了後の STEP5 のタイミングで実施してください。

他社サーバーとさくらのレンタルサーバを併用する場合は、下記マニュアルをご参照ください。
さくらインターネットのサーバーと外部サーバーを併用して利用したい【さくらインターネットで管理されているドメインの場合】

STEP 2-1ドメインをサーバーに設定する

ご注意ください

お試し期間中は他社管理ドメインをさくらのレンタルサーバに設定することができません。
制限の解除をご希望の場合は 本登録の実施をご検討ください。

独自ドメインを利用するためには、レンタルサーバーに独自ドメインを追加する必要があります。
コントロールパネルへログインし、下記マニュアルの手順でサーバーにドメインを設定しましょう。

※ネームサーバーの変更は、メールやWebサイトの準備完了後の STEP5 のタイミングで実施してください。

他社で取得・管理中のドメインを設定したい

他社サーバーとさくらのレンタルサーバを併用する場合は、下記マニュアルをご参照ください。
さくらインターネットのサーバと外部サーバーを併用して利用したい【他社でドメイン管理をする場合】

独自ドメインご利用の方へのご注意

独自ドメインを追加すると追加された設定が反映する(利用可能になる)までに数時間~最大48時間程度必要です。 十分な時間をおいてからメール設定もしくはWebサイト(ホームページ)設定に移りましょう。

これでドメインの基本設定は完了です!

メールアドレスを再設定する

次はお客様にてメールアドレスの作成と、メールソフト(Outlookなど)の再設定が必要です。

メールを利用しない方はSTEP4へお進みください。

よくあるご質問

  • サーバー移転中のメールの受信方法はどうすればいいですか?

    移転元のサーバーにてメールアカウントを作成している場合、さくらのレンタルサーバ側でも同じメールアカウントを作成する必要があります。

    お使いのメールソフト上でも、同じアドレスのメールアカウントを設定してください。

    ※既存のメールアカウント設定は上書きせず、ネームサーバーが反映されるまではどちらの設定でも受信するようにしてください。
    (メールソフトによっては同じメールアドレスで同時に設定ができないものもございます)

メールのバックアップについて

POPの場合はパソコンなどの端末にメールが残るため、サーバーを移転してもバックアップは残ります。
IMAPの場合はメールデータはサーバーに残るため、サーバーを移転すると移転前のサーバーの過去のメールが消えてしまいます。

対処方法

受信方法がIMAP の場合は、サーバー移転前にPOP受信に変更する、またはIMAPのままローカルにバックアップデータを保存しておきましょう。

※POPとIMAPの受信設定はお使いのメールソフトでご確認ください。

※POPとIMAPの違いについては下記ページをご参照ください。
#003|よくある質問  ~メールソフトの設定時に選択するPOPとIMAPの違いについて~・まりなの初心者講座

STEP 3-1メールアドレスの作成

下記マニュアルに沿ってメールアドレスを作成してください。
メールアドレスを作成・変更・削除したい

※『メールアドレス作成後』は、初期ドメインを利用して問題がないかどうかを確認してください。

STEP 3-2その他のメール設定(推奨)

さくらのレンタルサーバでは下記のメールセキュリティ機能をご用意しておりますので、ご活用ください。

※DKIM、DMARC、SPFレコードはいずれもメールセキュリティを強化する技術のことです。これらに対応していないことで、メールが相手に届いていない状況になっている可能性もあります。特にGmailとのやり取りが多い場合はDKIM、DMARC、SPFを設定いただくことをおすすめします。詳細は各マニュアルをご参照ください。

※メール送受信時にウイルスチェックサービスがウイルスを検出し、サーバーにメールが届かないようにします。

※さくらのレンタルサーバでは、メールアドレス単位で適用できる2種類の迷惑メールフィルタ機能をご用意しております。
迷惑メールが届いている場合にご利用ください。

Webサイトのデータを移行する

他社サーバーで運用中のWebサイトを引き続きさくらのレンタルサーバで公開する場合、Webサイトのデータをさくらのレンタルサーバに転送しましょう。

WordPressの場合とHTMLデータの場合の移行手順をそれぞれご紹介しています。
ご自身での作業が難しい場合は外部委託業者への依頼もご検討ください。

STEP 4-1WordPressコンテンツを移行する

WordPressはデータベースとWordPressデータの二種類で構成されており、どちらも移行する必要がありますが、Snapupを利用することで同時に移行することが可能です。
他社からWordPressコンテンツを移転したい(SnapUp利用)
他社からWordPressコンテンツを移転したい(phpMyAdmin利用)

また、有償とはなりますがWebの相談所ではWordPress 移転サービスを承っております。
Webサイトのリニューアル、LP制作なども対応可能です。
ぜひご相談ください。

ご注意ください

WordPressは基本的には最新バージョンを使うことが前提になっています。
更新をしないで使い続けるとセキュリティのリスクもあるため、常に最新版のWordPressをご利用ください。
詳細は下記コラムをご参照ください。

また、現在、不正アクセスによるWordPressのウェブ改ざんが急増しています。
一度、サーバーが不正アクセスを受けると、改ざんされたプログラムへさらにバックドアを仕掛けられる例が非常に多いため、対処としては必ずサーバー内部データをすべてリセットし、コンテンツを新たにアップロードしなおす必要があります。
ご契約中サーバーが不正アクセスの被害にあわないよう、お客様にて事前にコンテンツを守るための対策を行っていただきますようお願いいたします。

STEP 4-1Webサイトデータをさくらのレンタルサーバに転送する

他社で運営しているWebサイトを移行したい

※FTP情報の確認方法等は、お申込み完了後に届く仮登録完了メールを参考にしてください。

ビジネスプラン以上のお客様には、設定代行サービス「さくらのさくっとおまかせ設定」をご用意しております。

ライト・スタンダード・プレミアム・メールボックスをご利用のお客様で、データ移行についてお客様での対応が難しい、またウェブ制作者に依頼することができないなどの場合は、弊社では「ココナラ」をご紹介しております。
有償とはなりますが、よろしければご検討ください。
Web制作・サーバー設定パートナー

ご参考までに、ココナラの事例について下記コラムでご紹介しています。
ココナラって何?Web制作とかも頼めるの?・さくらのホームページ教室

SSLの設定をする

STEP 5-1SSLを設定する

初期ドメイン

初期ドメイン(〇〇.sakura.ne.jp)またはさくらのサブドメインでは、以下マニュアルをご参考の上、無料の共有SSLをご利用ください。
SSL証明書を設定したい(共有SSL)

独自ドメイン

無料証明書と有料証明書の違い

証明書自体の違いについては、さくらのSSLコラムで詳しく解説していますので、まずはそちらをチェックしてみてください。
無料証明書と有料証明書の違い | さくらのSSL

さくらのレンタルサーバにおいては、簡単に設定できるSSL証明書として、Let’s Encryptの無料証明書と年間990円のJPRSドメイン認証型SSLが利用できます。
どちらもサーバーコントロールパネルから設定できますが、Let’s Encryptの方が簡単に設定できます。

下記マニュアルの手順でSSL証明書を設定してください。
無料SSL(Let’s Encrypt)を設定したい

※ネームサーバー変更前に証明書を設定した場合、エラー「ドメインの名前解決ができないため無料SSL機能がご利用いただけません」と表示される場合があります。詳細は下記ページをご確認ください。
ドメインの名前解決ができないため無料SSL機能がご利用いただけません。と表示される場合

WordPressをご利用の場合は設定後にWordPressのサイトをSSL化してください。
WordPressのサイトをSSL化したい

下記マニュアルの手順でSSL証明書を設定してください。
SSL証明書を導入する流れを知りたい(さくらのレンタルサーバ、マネージドサーバ)

WordPressをご利用の場合は、設定後にWordPressのサイトをSSL化してください。
WordPressのサイトをSSL化したい

他社サーバーで利用していた有料のSSL証明書も利用可能です。
下記マニュアルに沿ってSSLサーバー証明書を移行してください。
他社サーバーからSSL証明書を移行したい(独自SSL)

STEP 5-1Webサイトの動作確認

動作確認の方法を3つご紹介しております。
DNS切り替え前にさくらのレンタルサーバ内のWebサイトの状態を確認したい

ネームサーバーの変更をする

ネームサーバーの変更とは?

ネームサーバーとは、「このドメインはさくらのレンタルサーバで利用します」というように、ドメインとサーバーを紐づけるものです。

STEP2 内の手順でサーバーにドメインは設定されていますが、ネームサーバーには移転元サーバーの情報が紐づいているため、さくらインターネット指定のネームサーバーに変更します。

ネームサーバーについては下記動画でも紹介しています。

動画で見る( 1分29秒)

再生ボタンをクリックしてください(音声が流れます)。

ネームサーバーの変更方法

ドメインの管理状況によって作業内容が異なります。

他社で管理しているドメインの場合、さくらインターネット指定のネームサーバー上でレコードの編集ができません。
さくらのレンタルサーバのコントロールパネルからではなく、独自ドメイン取得元の管理画面でネームサーバーの変更が必要です。
変更方法についてはドメイン取得元までご確認ください。

なお、さくらインターネット指定のネームサーバーに変更する際は、下記の両方のネームサーバーを設定してください。

ネームサーバー1 ns1.dns.ne.jp
ネームサーバー2 ns2.dns.ne.jp

ドメイン移管完了前には弊社のドメイン管理画面上でネームサーバーの変更が行えません。
さくらのレンタルサーバへドメイン移管が完了した後に、下記マニュアル「ネームサーバー情報の変更」に沿って変更してください。
他社からドメイン移管が完了した場合

下記マニュアル「ネームサーバー情報の変更」に沿って変更してください。
他社からドメイン移管が完了した場合

ご注意ください

ネームサーバーは変更しても即時に反映はされず、一定の時間をかけて世界中のネットワークで順次変更が反映されていきます。
そのためネームサーバー切り替え後、 旧サーバーと新サーバーのどちらに辿り着くかわからないため、新旧両方のサーバーにWebサイトを用意する必要があります。

また、メールも両方のサーバーに届いてしまうため、両方のサーバーからメールを受信する必要があります。
一般的に反映期間は最大48時間程度と言われています。

以上でサーバーの引っ越し作業は完了です。

お問い合わせ

もし分からないことがあったら?

さくらのレンタルサーバでは細やかで豊富なサポートコンテンツをご用意しています!
よくお問い合わせいただく内容を、Q&A集としてまとめております。
お問い合わせいただく前に、まずはよくあるご質問をご参照いただきますようお願いいたします。

サポートコンテンツをご覧のうえ問題が解決しなかった場合、サポートまで直接お問い合わせください。
お問い合わせ

Youtube・Xのご案内

さくらのレンタルサーバのカスタマーサポートでは以下の公式Youtube、X(旧Twitter)にて最新情報や操作ガイドを随時アップしています。
よろしければフォローしてくださいね。

お問い合わせ

上記をご確認いただいても問題が
解決しなかった場合、
下記リンク先よりお問い合わせください。

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