本マニュアルでは、データベース アップグレード機能についてご案内しています。
サーバーコントロールパネル からの操作により、指定した日時に対象のデータベースを現在提供中のバージョンへ簡単にコピーを行う機能です。
前提条件
-
ウェブアプリケーションの設定変更はお客様自身で行っていただく必要があります。
なお、ウェブアプリケーションに関して、サポート外とさせていただいていますが クイックインストール に対応している WordPress、EC-CUBE、Concrete CMS に関する設定変更については、本マニュアルでご案内いたします。 -
複数のバージョンを利用中の場合はデータベースサーバー単位での申し込みになります。
※ビジネスプロで MySQL 5.7を複数利用されている場合は、データベースごとの申し込みになります。
アップグレード対象のデータベース
- MySQL5.7
- MySQL5.5
- MySQL5.1
※すべてMySQL8.0へのアップグレードです。
アップグレード後のデータベースユーザー名/データベースパスワードについて
アップグレードしたデータベースのパスワードは、現在のパスワードを引き継いだ共通のパスワードになります。(下表アップグレード例のaccount_db1~account_db3)
※アップグレード完了後はデータベースごとにパスワードを再設定することができます。
アップグレード時にすでにMySQL8.0で作成したデータベースがある場合、そのデータベースのパスワードにはアップグレードの影響はありません。(下表アップグレード例のnew_db)
アップグレード例
| MySQL5.x | MySQL8.0 | ||||
|---|---|---|---|---|---|
| データ ベース名 |
ユーザー名 | 接続 パスワード |
→ | データ ベース名 (ユーザー名) |
接続 パスワード |
| account_db1 | アカウント名 | データベースパスワード(※1) | account_db1 | MySQL5.x データベースパスワード(※1) |
|
| account_db2 | account_db2 | MySQL5.x データベースパスワード(※1) |
|||
| account_db3 | account_db3 | MySQL5.x データベースパスワード(※1) |
|||
| new_dbはMySQL5.xで作成なし。(アップグレードを行う前にMySQL8.0で作成したデータベース) | new_db | MySQL8.0でnew_dbを作成した時のパスワード | |||
(※1)すべて同じもの
ご利用いただけない条件
データベースの利用状況によっては、データベースアップグレードを利用できません。
次の場合は利用できません。
- コピー先のMySQL8.0に、同名のデータベースが存在する場合。
- MySQL8.0の総使用量が、すでに制限値を超えている場合。
- データベースアップグレードの実施により、MySQL8.0の総使用量が制限値を超える場合。
- 5,000テーブルを超えるデータベースが1つでも存在する場合。
- データベースアップグレードの実施により、データベース数が規定の利用数を超える場合。
- アップグレード後のデータベース名が、アカウント名と半角アンダースコア[_]を含み、32文字を超える場合。
※アップグレードの申し込み時にデータベース名を変更することで回避できます。
各プランのデータベースの制限値と規定数
※ MySQL8.0の制限値と規定数です。
| スタンダード | プレミアム | ビジネス | ビジネスプロ | |
|---|---|---|---|---|
| 制限値 | 3GB | 4.5GB | 8GB | 12GB |
| 規定数 | 50個 | 100個 | 200個 | 400個 |
ご利用可能な例
スタンダード(利用数50個)
MySQL5.7 5個
MySQL8.0 20個
[MySQL5.7 5個] + [MySQL8.0 20個] + [MySQL5.7(コピー) 5個]
計 30個
最大個数を超えるため、ご利用いただけない例
スタンダード(利用数50個)MySQL5.7のデータベースをアップグレードする場合
MySQL5.5 1個
MySQL5.7 10個
MySQL8.0 30個
[MySQL5.5 1個] +[MySQL5.7 10個] + [MySQL8.0 30個] + [MySQL5.7(コピー) 10個]
計 51個
最大個数を超えるため、ご利用いただけない例(ビジネスプロのみ)
ビジネスプロ(利用数400個) MySQL5.5のデータベースを1個だけアップグレードする場合
MySQL5.1 3個
MySQL5.5 197個
MySQL8.0 200個
[MySQL5.1 3個] +[MySQL5.5 197個] + [MySQL8.0 200個] + [MySQL5.1(コピー) 1個]
計 401個
※上記の場合、通常であれば不要なデータベース1個を削除することで本来はアップグレードできますが、MySQL5.1を複数利用されている場合のみ、MySQL5.1で利用中のデータベース分の個数の空きが必要です。
よって、MySQL5.1データベース1個のアップグレードであっても、MySQL5.1で利用中の3個分以上の空きが必要になります。
仕様上の制限となります。あらかじめご了承ください。
-
アップグレード処理中もデータベース自体は通常どおり稼働します。
そのため読み書きなどは可能な状態ですが、アップグレード処理中に更新されたデータはアップグレード後のデータに反映されません。
ECサイトなど、データベースが頻繁に更新されるようなウェブサイトを公開されているお客様は、設定変更が完了するまでの間、事前にウェブサイトの更新を止める事を推奨いたします。 - データベースアップグレード機能を利用されても、古いデータベースは削除されません。
アップグレード設定
事前確認
WordPressプラグインの確認
WordPressを利用されている方で下記 プラグイン をインストール、または以前インストールされていた場合は、データベースアップグレードを行う前に、以下項目に該当していないか確認を行ってください。
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「Photo
Gallery」プラグインの「1.2.105」未満のバージョンを利用している、または以前「1.2.105」未満のバージョンを利用されていた場合 (※1)
「移行先のMysql8.0の 仕様によりデータベースアップグレード処理時に失敗する可能性があります。 -
「Photo Gallery」プラグインの「1.2.105」未満のバージョンを利用している場合
「1.2.105」以降のバージョンに更新を行ってください。 -
以前「1.2.105」未満のバージョンを利用されていた場合 (※1)
「Photo Gallery」が使用していたテーブルを削除、または「1.2.105」以降のバージョンを一度インストールし、データべースアップグレード後にプラグインの削除を行ってください。※テーブルの削除はWordPress全体のデータベースに影響します。
削除前に問題がないか確認のうえ、実施してください。※1 「Photo Gallery」プラグインが使っていたテーブルが残っている場合
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「WP Google Maps」プラグインのバージョン「8.0.20」を利用している場合、または以前「WP Google
Maps」プラグインのバージョン「8.0.20」を利用されていた場合(※2)
データベースアップグレード処理時に失敗する可能性があります。一度最新バージョンの「WP Google Maps」プラグインの更新(アンインストールされている場合は再度インストール)を行い、phpMyAdmin等からプラグインをインストールしたWordPressのデータベースの「(テーブルの接頭辞)wpgmza」テーブルの「lnglat」項目を削除した上でデータべースアップグレードを実施してください。
(よく似た項目「latlng」がありますので削除に注意してください。)※ phpmyadmin等によるデータベースの操作はサポート対象外となります。
※ 上記の方法は一例として記載しています。
(最新のプラグインの仕様の変更によりテーブル名が変更される可能性があります。)
※ データベーステーブルの項目の削除は誤って別の項目を削除するとWordPress自体が正常に動かなくなる可能性がありますので慎重に確認の上、実施してください。
※ 上記の対応が難しい場合はテーブルの削除をご検討ください。
テーブルの削除はWordPress全体のデータベースに影響いたします。
削除前に問題がないか確認のうえ、実施してください。※2 「WP Google Maps」プラグインが使っていたテーブルが残っている場合
データベースにJSON型のテーブル構造がないか確認
アップグレードツールはJSON型のテーブル構造に対応していないため、JSON型のテーブル構造が含まれている場合はエラーとなります。
事前にご利用のウェブアプリケーション等のテーブル構造をご確認ください。
アップグレード手順
1「サーバーコントロールパネル」にログインします。
ログイン方法は下記を参照ください。
サーバーコントロールパネルにログインしたい
「メールアドレス /パスワード」でログインした場合は、メール設定しかコントロールパネルに表示されませんので、必ず「初期ドメインまたは追加されたドメイン / パスワード」でログインをお願いいたします。
サーバーコントロールパネルにドメインなどの設定項目が表示されない
2Webサイト/データから[データベース]をクリックします。
3データベースの情報が表示されます。
[データベースアップグレード機能]の「アップグレード設定」をクリックします。
※アップグレード対象のデータベースが無い場合は、「アップグレード設定」をクリックできません。
4データベースアップグレード画面が表示されます。
「データベースのアップグレード」をクリックします。
- 前提条件の一部を満たしていない場合「データベースのアップグレード」をクリックできません。
-
各データベースのテーブル数に関して、この画面で確認しておりません。
実際にコピーを行う段階で確認され、制限を超えたデータベースが存在した場合はキャンセルされます。
5データベースアップグレード設定画面が表示されます。
MySQL5.1をアップグレードする場合
MySQL 5.1 をアップグレードする際は、MySQL8.0の仕様にあわせるため、必ずデータベース名の変更が必要になります。
移行後のデータベース名を入力してください。
MySQL5.5、MySQL5.7をアップグレードする場合
通常はデータベース名の変更は必要ありません。データベース名を変更せずにお進みください。
なお、移行先に同名のデータベースがあることでアップグレードができない、移行するタイミングでデータベース名を変更したい場合は、変更を行いたいデータベース名の箇所のみ入力してください。
※データベース名がアカウント名と半角のアンダースコア[_]を含め32文字を超える場合は、32文字以内になるようデータベース名の変更してください。
6データベースアップグレード画面が表示されます
[ご注意]をご一読いただき、ご同意いただける場合はチェックを入れます。
[作業開始日時の設定]を選択し、「予約する」をクリックします。
7以下の画面が表示されると、予約は完了です。
あわせて、登録しているメールアドレス宛てに予約完了の案内メールが届きます。
※予約状況はコントロールパネルのデータベース欄でも確認できます。
アップグレード予約後も、データベース内のテーブルやデータに関して読み書きや更新は可能です。
「データベースを増やしたい場合」や「不要なデータベースを削除したい場合」は、一度予約をキャンセルしてください。
8データベースのコピーが実施されます。
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データ容量やテーブル数などによって時間がかかる場合があります。
4時間を超えますと、自動でキャンセルされます。 -
MySQL8.0を利用した事が無い場合、新規にMySQL8.0のデータベースが作成されます。
その際、アカウント名(mysql80.xxx.sakura.ne.jp)が反映されるのに10分程お時間がかかる事があります。
9以上で新しいデータベースサーバーへのデータのコピーが完了です。