このマニュアルでは、データベースのインポート(読み込み)とエクスポート(書き出し)についてご案内しています。
本記事にはサポート対象外の内容が含まれています。
phpMyAdminの使い方についてはサポートいたしておりません。
データベース操作や仕組みを理解されていない場合は操作をお控えください。
前提条件
インポート(読み込み)
- データベースをインポートする際は、事前にコントロールパネルからデータベースを作成する必要があります。
- phpMyAdminでインポート可能なファイルサイズの上限は32MBとなります。
これ以上の容量をインポートされたい場合は、メールにてサポートまでご相談ください。
エクスポート(書き出し)
- データベースのエクスポートの際は、必ず事前に移行先のデータベースの仕様を確認してください。
- phpMyAdminで、各プランの目安値を越えるような容量の大きなデータベースやテーブルをエクスポートする場合は、処理に失敗する場合があります。
目安値について - 処理に失敗する場合は、データベースやテーブルを小さくしたり分割したりするなどで、エクスポートをお試しください。
phpMyAdminへのログイン
1「サーバーコントロールパネル」にログインします。
ログイン方法は下記を参照ください。
サーバーコントロールパネルにログインしたい注意事項
「メールアドレス / パスワード」でログインした場合は、メール設定しかコントロールパネルに表示されませんので、必ず「初期ドメインまたは追加されたドメイン / パスワード」でログインをお願いいたします。
コントロールパネルにドメインなどの設定項目が表示されない2Webサイト/データから『データベース』をクリックします。
3『phpMyAdminログイン』をクリックします。
4phpMyAdminのログイン画面が表示されます。
ユーザー名、パスワードを入力して 『実行する』をクリックし、ログインしてください。
ユーザ名 | 初期ドメインのサブドメイン部分 (例:初期ドメインが example.sakura.ne.jpの場合、exampleと入力) |
---|---|
パスワード | データベース作成時にお客様で設定されたパスワード 紛失・ご不明の場合はコントロールパネルから変更が可能です。 ※ データベースのパスワードを再設定すると、既存のプログラムが動作しなくなる可能性があります。 |
【phpMyAdmin】データベースのインポート(読み込み)
1画面左側のメニューより、インポート先のデータベースを確認、クリックします。
2インポート先のデータベースが開いたら、『インポート』をクリックしてインポートタブを開きます。
3『参照』からパソコンに保存してあるデータベースのバックアップファイルを選択します。
4インポートするファイルの拡張子を選択します。
例えば、SQLファイルをインポートする場合はSQLにラジオボタンを入れます。
5その他、必要なオプションなどがなければ、画面最下部の『実行する』をクリックします。
【phpMyAdmin】データベースのエクスポート(書き出し)
1画面左側のメニューより「エクスポートするデータベース」を確認の上、クリックします。
2右側の画面上部のタブから『エクスポート』をクリックします。
3「エクスポート」の欄に作成済みのデータベースの一覧項目が表示されます。
ここで対象となるデータベースの選択を行ないます。
4エクスポートするファイルの形式を選択します。
実際には移行先のデータベースでインポート可能な形式を選択します。
この例では「SQL」形式を選択します。
5「実行する」ボタンクリックする事で、ファイルのダウンロードが始まります。
ダウンロード先のフォルダはブラウザの設定で指定されたフォルダになります。
移行先のデータベースでエンコーディングが必要であればオプションのラジオボタンにチェックを入れます。
ファイル名はnum4.pngで「SQL」形式を選択した場合、「データベース名.sql」となります。
6エクスポートしたファイルをチェックします。
ダウンロードしたファイルをパソコンのテキストエディタで開いてください。
-- phpMyAdmin SQL Dump
-- version 4.9.4
-- https://www.phpmyadmin.net/
--
-- ホスト: mysql****.db.sakura.ne.jp
-- 生成日時: 2020 年 2 月 26 日 19:44
-- サーバーのバージョン: 5.7.28-log
-- PHP のバージョン: 7.1.18SET SQL_MODE = "NO_AUTO_VALUE_ON_ZERO";
SET AUTOCOMMIT = 0;
START TRANSACTION;
SET time_zone = "+00:00";/*!40101 SET @OLD_CHARACTER_SET_CLIENT=@@CHARACTER_SET_CLIENT */;
/*!40101 SET @OLD_CHARACTER_SET_RESULTS=@@CHARACTER_SET_RESULTS */;
/*!40101 SET @OLD_COLLATION_CONNECTION=@@COLLATION_CONNECTION */;
/*!40101 SET NAMES utf8mb4 */;--
-- データベース: `******_***`
--
CREATE DATABASE IF NOT EXISTS `******_***` DEFAULT CHARACTER SET utf8mb4 COLLATE utf8mb4_general_ci;
USE `******_***`;
7上記のようにデータベースをSQLフォーマットでエクスポートした場合、対象のデータベースをそのまま復元するためのSQL文が記録されています。
プラン変更などで別のさくらのレンタルサーバへデータをインポートする場合、上記の範囲を削除する必要がありますのでご注意ください。