本マニュアルでは、Google Workspace を利用するための手順をご案内しています。
Google Workspace の仕様変更によって、本マニュアルの内容と異なる場合があります。
Google Workspace の詳細、また Google 管理コンソールの操作については、Google の公式サポートにお問い合わせください。
Google Workspace とは
Google Workspace(旧 G Suite)は、企業向けに提供されている Google のクラウド型コラボレーションサービスです。
メール、ファイル共有、ビデオ会議、文書作成などの機能を統合し、場所やデバイスを問わず安全に共同作業ができます。
前提条件
ゾーン編集が可能なドメインは、以下の条件を満たすドメインのみです。
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さくらインターネットで取得・管理中のドメイン
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他社管理ドメインでドメインのネームサーバーをさくらのネームサーバーにしているドメイン
操作手順
ドメイン所有権の証明
Google Workspace を利用する前に、ドメイン所有権を証明する必要があります。
ドメイン所有権の証明方法はいくつかありますが、ここでは Google が推奨しているDNS レコードを追加する方法のみを説明します。
1Google Workspace のお申し込みを完了します。
お申し込み後、下記ページを参考に、google-site-verification=….. から始まる確認コードを取得してください。
2ドメインにレコードを追加します。
該当のドメインがさくらのレンタルサーバに追加されている場合は、サーバーコントロールパネルよりレコードを追加できます。
ドメインのゾーン情報を編集したい(さくらのレンタルサーバ利用)
それ以外の場合はドメインコントロールパネルからレコードを追加して入力してください。
ドメインのゾーン情報を編集したい
追加するレコードは以下の通りです。
| エントリー名 | タイプ | 内容(データ) |
|---|---|---|
| @(※1) | TXT | "google-site-verification=**********"(※2) |
(※1)
所有権の証明を行うドメイン名。
親ドメインなら「@」、サブドメインならサブドメインの文字列部分を入力してください。
例:example.comの場合は@、test.example.comならtestを入力
(※2) Google 管理コンソールで取得した確認コードの前後に"を追加してください。
3レコードが追加できたら、Google Workspace を有効化(DNSによるドメイン所有権の証明)(外部サイト)を参考に Google 管理コンソールでドメインの所有権を証明します。
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DNSレコードを追加・編集された場合、反映にしばらく時間がかかる場合があります。
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TXTレコードを追加してもドメイン所有権の証明ができない場合は、数時間から1日ほどお待ちいただいたうえで、改めて所有権の証明をお試しください。
メールの転送設定(※必要な場合のみ)
※メールの転送設定は
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メールサーバーを変えることを検討しているが、一時的に使ってみたい
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一部のメンバーのみ Google Workspace を使いたい
など、既存のドメインがあり、既存の環境を維持したまま使いたい場合に行ってください。
さくらのレンタルサーバをご利用の場合は、以下の手順でメールの転送設定ができます。
1サーバーコントロールパネルでメールアドレスに転送設定を追加します。
転送設定の方法は以下マニュアルをご確認ください。
メールを転送したい
転送先のアドレスは Google にて指定されています。
詳細はテスト ドメイン エイリアスで Gmail を受信する(外部サイト)をご確認ください。
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メールの送信数には上限があります。上限を超えるとメールを転送できません。
上限数は以下をご確認ください。
各プランの1メールアドレスあたりのメール容量や制限を知りたい -
Google Workspace 側で転送が拒否される場合があります。
詳細は受信メールのゲートウェイを設定する(外部サイト)をご確認のうえ、ご不明な場合は Google の公式サポートにお問い合わせください。
独自ドメインで Gmail を利用する場合、MXレコードの設定が必要です。
この操作を行うと、対象ドメイン宛てに送信されたメールは、Google Workspace で受信されます。
特定のメールアドレスのみで受信している場合や、一時的に Google Workspace を利用している場合は、MXレコードを変更するとメールを受信できなくなる可能性があります。
対応前に必要な準備がすべて完了していることを確認したうえで、MXレコードを設定してください。
1STEP1のドメイン所有権の証明が完了したら、確認コードを追加した時と同様に、以下のMXレコードを追加してください。
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Google Workspace のご登録時期により、設定いただくMXレコードが異なりますので、必ず該当時期のMXレコードをご確認ください。
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ご利用中のメールサーバーがある場合、本STEPのMXレコード設定後は Google Workspace のメールサーバーに切り替わります。
2023年4月以降のご登録
| エントリー名 | タイプ | 内容(データ) | TTL(※3) |
|---|---|---|---|
| @(※1) | MX | 1 smtp.google.com.(※2) | 3600 |
(※1)
親ドメインなら「@」、サブドメインならサブドメインの文字列部分を入力してください。
例:example.comの場合は@、test.example.comならtestを入力
(※2)
内容(データ)の冒頭の数字は優先度を示しています。
詳細はMXレコードの記述形式をご確認ください。
(※3) TTLの設定が可能な場合は3600にしてください。
2023年3月末までのご登録
| エントリー名 | タイプ | 内容(データ) | TTL(※3) |
|---|---|---|---|
| @(※1) | MX | 1 aspmx.l.google.com.(※2) | 3600 |
| @(※1) | MX | 5 alt1.aspmx.l.google.com.(※2) | 3600 |
| @(※1) | MX | 5 alt2.aspmx.l.google.com.(※2) | 3600 |
| @(※1) | MX | 10 alt3.aspmx.l.google.com.(※2) | 3600 |
| @(※1) | MX | 10 alt4.aspmx.l.google.com.(※2) | 3600 |
(※1)
親ドメインなら「@」、サブドメインならサブドメインの文字列部分を入力してください。
例:example.comの場合は@、test.example.comならtestを入力
(※2)
内容(データ)の冒頭の数字は優先度を示しています。
詳細はMXレコードの記述形式をご確認ください。
(※3) TTLの設定が可能な場合は3600にしてください。
21で追加したMXレコード以外にMXレコードが設定されている場合は削除します。
補足
Google Workspace からメールを送信したい場合
Google Workspace からメールを送信したい場合はSPF、DKIM、DMARCの設定をしてください。
それぞれの設定値は以下からご確認ください。
カスタムアドレスの設定
Google のサイトやカレンダーなどの各サービスのURLは独自ドメインを利用したカスタムアドレスで利用することも可能です。
例:メールサービスではデフォルトで「https://mail.google.com/a/example.com」のような形式になっていますが、独自ドメインを使った「https://mail.example.com」のような形式にすることが可能です。
詳細についてはサービスの URL をシンプルに変更する(外部サイト)をご確認ください。