さくらのレンタルサーバを参照させるための、DNSレコードをご案内いたします。
他社ネームサーバーをご利用中であっても、DNSレコードを設定すれば、さくらのレンタルサーバを参照させることができます。
注意事項
- DNSレコードを追加・編集する前に、さくらのレンタルサーバのサーバーコントロールパネルにて「ドメイン追加」を行ってください。
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ただしお試し期間中は、移管していない他社ドメインの「ドメイン追加」ができません。
※本登録(入金確認)を行えば、お試し期間中でも設定が可能です。
- DNSレコードの追加や編集を行った後、インターネット上に反映されるまでに数時間~48時間ほどかかる場合があります。
- DNSレコードを追加・編集したことにより発生した障害等について弊社では対応をいたしかねます。十分ご注意の上、設定ください。
DNSレコード一覧
レコードの記述内容の詳細はサポート対象外であり、以下はあくまでも「基本的なレコード設定」の一覧です。
実際の項目や設定値については、お客様のご判断で適用いただく必要があることにご留意ください。
Webサイトを参照させたい | エントリ名※1 | @※4 |
種別※2 | A | |
値に入れる内容※3 |
さくらのレンタルサーバのIPv4アドレス1サーバーコントロールパネルから『サーバー情報』をクリックします。サーバー情報を確認したい2IPv4アドレスを確認します。※ビジネスプロプランおよびマネージドサーバ各プランは、お客様ごとに専用のIPアドレスが付与されています。 設定値例※4198.51.100.5 |
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Webサイトを参照させたい(IPv6を用いる場合) | エントリ名※1 | @※4 |
種別※2 | AAAA | |
値に入れる内容※3 |
さくらのレンタルサーバのIPv6アドレス1サーバーコントロールパネルから『サーバー情報』をクリックします。サーバー情報を確認したい2IPv6アドレスを確認します。※ビジネスプロプランおよびマネージドサーバ各プランは、お客様ごとに専用のIPアドレスが付与されています。 設定値例※42001:db8:cafe:beef:198:51:100:5 |
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メールサーバーを参照させたい | エントリ名※1 | @※4 |
種別※2 | MX | |
値に入れる内容※3 |
優先順位 さくらのレンタルサーバ初期ドメイン※5設定値例※410 ○○○.sakura.ne.jp. |
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SPFレコードを設定したい | エントリ名※1 | @※4 |
種別※2 | TXT | |
値に入れる内容※3 |
"v=spf1 a:[ホスト名] mx ~all"※6※複数のサーバーからメールを送信する場合は、1つのSPFレコードに複数のサーバーを併記する必要があります。 設定値例※4"v=spf1 a:www***.sakura.ne.jp mx ~all" |
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Webサイトを参照させたい(www付きドメインにアクセスさせたい) | エントリ名※1 | www |
種別※2 | CNAME | |
値に入れる内容※3 |
参照先のホスト名 / FQDN設定値例※4@※4 |
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ftp付きドメインのホスト名を指定したい | エントリ名※1 | ftp |
種別※2 | CNAME | |
値に入れる内容※3 |
参照先のホスト名 / FQDN設定値例※4@※4 |
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mail付きドメインのホスト名を指定したい | エントリ名※1 | |
種別※2 | CNAME | |
値に入れる内容※3 |
参照先のホスト名 / FQDN設定値例※4@※4 |
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DKIMレコードを設定したい
※レコード設定のほか、サーバーコントロールパネルでの操作も必要です。 |
エントリ名※1 | [セレクタ]._domainkey |
種別※2 | TXT | |
値に入れる内容※3 |
"v=DKIM1; k=rsa; p=[DKIM公開鍵]"※6さくらのレンタルサーバに DKIM署名を設定している場合、以下の手順でご確認ください。 1メールから『メールドメイン』をクリックします。2対象ドメインの『設定』をクリックし、『DKIM設定』をクリックします。3セレクタおよび公開鍵の内容を控えます。設定値例※4"v=DKIM1; k=rsa; p=ABcdE ............ Xyz;" |
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DMARCレコードを設定したい
※レコード設定のほか、サーバーコントロールパネルでの操作も必要です。 |
エントリ名※1 | _dmarc |
種別※2 | TXT | |
値に入れる内容※3 |
"v=DMARC1; p=[ポリシー]; rua=mailto:[メールアドレス ]"※6 ※7さくらのレンタルサーバに DMARCを設定している場合、以下の手順で確認します。 1メールから『メールドメイン』をクリックします。2対象ドメインの『設定』をクリックし、『メールドメイン設定』をクリックします。3ポリシー( [ none / quarantine / reject ] のいずれか)および集計レポート送信先の内容を控えます。設定値例※4"v=DMARC1; p=none; rua=mailto:dmarc-reports@example.co.jp;" |
※1 ネームサーバー事業者により「名前」「ホスト名」などと表記されている場合がございます。
※2 ネームサーバー事業者により「タイプ」「Type」などと表記されている場合がございます。
※3 ネームサーバー事業者により「VALUE」「コンテンツ」などと表記されている場合がございます。
※4 「@」(アット)記号はゾーン編集を行っているドメインそのものを指す省略記号です。ネームサーバー事業者により異なる記号が用いられる場合や空白とする場合がございます。
※5 MXレコードは、優先度(priority)を指定する必要があり、指定方法はネームサーバー事業者により異なります。また、一般的にMXレコードの登録時、末尾に「.」(ドット)が必要です。
※6 TXTレコードはネームサーバー事業者により「"」で囲う必要や改行が必要な場合がございます。
※7 記載したメールアドレスは誰からも参照可能な状態となりますのでご注意ください。
参考情報
- 独自ドメインを他社サーバと併用しない場合、DNSレコード設定ではなく「さくらインターネット指定のネームサーバー(ns1.dns.ne.jp、ns2.dns.ne.jp)への変更」を推奨しております。
- 弊社で契約・管理中のドメインは、ドメインコントロールパネルにてドメインコントロールパネルにてDNSレコードを編集できます。
- さくらのレンタルサーバをご利用の場合は、『サーバーコントロールパネル』よりDNSレコードを編集できます。