このマニュアルでは、SSL証明書の発行手続き時に必要な認証についてご案内しています。
認証とは
SSL証明書を発行する際、証明書発行機関である認証局は、正しい申込者からの申請であることを1種類あるいは複数の方法で確認しています。これを認証(審査)と言います。
認証方法は、認証局、あるいは証明書の種類によって異なります。
証明書の認証レベル | 必要な認証手続き |
---|---|
ドメイン認証(DV) | ドメイン使用権確認(メール認証・ファイル認証) |
企業認証(OV) | ドメイン使用権確認(メール認証・ファイル認証) 電話認証 |
EV認証(EV) | ドメイン使用権確認(メール認証・ファイル認証) 電話認証 書類認証 |
証明書の認証レベルについては、弊社サービスサイトにてご確認ください。
また、認証レベルの詳細はSSLサーバー証明書の違い(さくらのSSLコラム)をご確認ください。
認証の種類
ドメイン使用権確認
申請者がコモンネームに含まれるドメインの使用権限を持つことを、認証局が確認します。
認証方法は複数あり、認証局によって選択できる方法が異なります。
弊社では、以下2種類の認証方法での対応が可能です。
電話認証
申請組織の実在性と、事前に申告した申請担当者がその組織に所属することを、認証局が確認します。
第三者機関データベース(登記情報、東京商工リサーチ、帝国データバンク等)で確認した代表電話番号宛に、認証局から電話がかかります。
申請責任者が対応し、SSL証明書の申し込み意思があることを回答することで認証が完了します。
※申請責任者が代表番号の拠点に所属していない場合、あるいは在宅勤務で不在の場合等は、代表番号にて対応いただいた方から申請責任者へ繋がる電話番号を聞き取り、認証局がかけ直します。
最初から代表番号以外の任意の電話番号へかけることはできません。
書類認証
EV認証証明書の場合、認証局の指定する書類の提出が必要となります。
また、企業認証証明書でも、場合によっては追加書類の提出を求められる場合がございます。