【詳細設定|上級者向け】wwwというホスト名の有無を統一する
レンタルサーバコントロールパネルへ追加したドメインは、
wwwというホスト名が自動的に付与されます。
このページではドメインに対するアクセスをどちらか一方とする方法をご紹介します。
注意事項
- 充分な動作確認の元、運用を開始してください。
- このページでご案内しているのはあくまで一例です。
詳しい設定方法や機能についてはウェブサーバ(Apache)の専門書籍をご確認ください。
設定例① wwwというホスト名を『無し』に統一したい場合
レンタルサーバコントロールパネルの「 ドメイン詳細設定 」から
『 wwwを付与せずマルチドメインとして使用する(上級者向け) 』を選択し
『 送信 』をクリックします。
設定例② wwwというホスト名を『あり』に統一したい場合
a. 初期ドメインに対して適用させたい場合は.htaccessへ以下のように記述します。
RewriteEngine on
RewriteCond %{HTTP_HOST} ^(example\.sakura\.ne\.jp)(:80)? [NC]
RewriteRule (.*) http://www.example.sakura.ne.jp%{REQUEST_URI} [R=301,L]
- 赤字で記載している箇所は任意のドメイン名を設定してください。
b. 独自ドメインにも適用させたい場合は.htaccessへ以下のように記述します。
RewriteEngine on
RewriteCond %{HTTP_HOST} ^(sakura\.example\.jp)$ [NC]
RewriteRule (.*) http://www.sakura.example.jp%{REQUEST_URI} [R=301,L]
RewriteCond %{HTTP_HOST} ^(example\.sakura\.ne\.jp)$ [NC]
RewriteRule (.*) http://www.example.sakura.ne.jp%{REQUEST_URI} [R=301,L]
- 赤字で記載している箇所は任意のドメイン名を設定してください。
角カッコ内の文字について
カッコ[]で囲われた文字は以下のような意味を持ちます。
≪RewriteCond≫
項目 | 覚え方 | 解説 |
---|---|---|
NC | NoCase | 大文字小文字を区別しない |
OR | OR | 条件が複数ある場合に付記する(ORは「もしくは」の意) |
≪RewriteRule≫
項目 | 覚え方 | 解説 |
---|---|---|
R | Redirect | 強制的に外部へリダイレクションを行う。 =の後に任意のHTTPレスポンスコードを指定することが可能 |
L | Last | マッチした時点で終了し、以降の読み込みは行わない |
参考リンク
- ドメインを追加すると、ホームページ公開のURLはどのようになりますか?
- mod_rewriteを使ったアクセス制御
- A Users Guide to URL Rewriting with the Apache Webserver
※他社のウェブサイトへジャンプします
- mod_rewrite モジュール URL 書き換えエンジン
※他社のウェブサイトへジャンプします