公開日:2017年8月3日
本ページは以前公開しておりました「シマンテック社SSL証明書に関する再発行対応期限の変更について」の内容を、2018年6月22日現在の最新情報で更新いたしました。
今回の対応の概要
以前よりご連絡しておりましたとおり、Google社とデジサート社(旧シマンテック社)の間でデジサート社発行のSSLサーバー証明書をGoogle Chrome
ブラウザで失効させる措置を取ることが合意されております。
本ページでは失効措置を回避するための方法、ならびに失効対象のSSLサーバー証明書の判別方法などをご案内いたします。
再発行対象となる証明書有効期間
無効化スケジュール、対象SSLサーバー証明書の発行期間と無効化回避策
SSLサーバー証明書の無効化スケジュールと対象SSLサーバー証明書は発行日により以下のとおり2種類に分類されます。
※対象の証明書をご利用のお客様には個別にメールでご案内を差し上げております。
対象1:2016年5月31日以前に発行されたSSLサーバー証明書(ラピッドSSL、クイックSSLプレミアム)
2018年2月14日よりメールにてご連絡しております。
- 有効期間が2018年3月14日以前の場合
対応は必要ありません。 - 有効期間が2018年3月15日以降の場合
証明書を利用し続けたい場合は再発行する必要があります。
Google Chrome66(2018年3月15日にベータ版、2018年4月17日に正式版リリース済み)よりSSLサーバー証明書が無効化されております。
対象2:2016年6月1日以降、2017年11月30日までに発行されたSSLサーバー証明書
(ラピッドSSL、クイックSSLプレミアム、セキュア・サーバーID、セキュア・サーバーID EV、グローバル・サーバーID)
2018年6月22日よりメールによる連絡を開始しております。
上記メールの内容をご確認のうえ、ご対応をお願いいたします。
- 有効期間が2018年9月12日以前の場合
対応は必要ありません。 - 有効期間が2018年9月13日以降の場合
証明書を利用し続けたい場合は再発行する必要があります。
ご利用の証明書が再発行対象に該当しているかどうかは、こちら(デジサート社サイト)からもご確認いただけます。
※デジサート社サイトでご利用証明書のコモンネーム(例:www.独自ドメイン名)を入力後「→」をクリックいただき「2018年9月13日までに [コモンネーム]
の証明書を入れ直してください。」と表示された場合は再発行が必要です。
2018年9月13日にベータ版がリリースされるGoogle Chrome70よりSSLサーバー証明書が無効化されます。
正式版のリリースは2018年10月23日が予定されています。
証明書の有効期間は「証明書有効期間の確認方法」をご覧のうえご確認ください。
※ 2017年11月30日に実施いたしました認証局切り替えのメンテナンス前後にお申し込みいただいた場合、対象外の発行期間でも失効対象となっている可能性がございます。
念のため、こちら(デジサート社サイト)で対象かどうかのご確認をお願いいたします。
デジサート社による発表についてはこちらからご確認ください。
お客様にご対応いただく内容
対象期間に合致するSSLサーバー証明書をご利用のお客様は、SSLサーバー証明書の再発行・再インストールをお願いいたします。
対象のお客様には、個別にメールにて手順をご案内させていただいておりますのでご確認の上、再発行専用画面よりお手続きをお願いします。
対象1の有効期間の方は2月14日より、対象2の有効期間の方は6月22日より送付しております。
証明書有効期間の短縮について
2018年2月末日をもって全ブランドで3年(約39ヶ月)の有効期間をもつ証明書の発行が停止されました。
その影響により、27ヶ月以上の有効期間が残っている場合、再発行を行いますと、購入当初の有効期間よりも短い有効期間(27ヶ月後) で発行されることになります。
対象のお客様におかれましては、ご不都合な状態となり、弊社といたしましても心苦しい限りでございますが、何卒ご了承賜りますようお願いいたします。
Firefoxブラウザの対応について
Firefoxブラウザの開発元であるMozilla Foundationより対応時期は未定ではありますが、Google Chrome
と同様の無効化措置の実施が発表されております。
Chrome、Firefoxで対応が行われると広範囲でサイトが閲覧できない状況となりますのでご注意ください。
2018年3月16日追記
Firefoxでの対応が以下の内容で確定しましたのでお知らせいたします。
2016年5月31日以前に発行された証明書は、
『2018年5月リリース予定のFirefox
60において無効化されます。』エラー画面が表示されてサイトへアクセスできなくなります。
※2018年5月14日追記
Firefox
60の正式版がリリースされております。アップデート後のFirefoxでは上記証明書は利用できません。
2016年6月1日~2017年11月30日に発行された証明書は、
『2018年10月リリース予定のFirefox
63で無効化されます。』
なお、先日より順次送信している再発行のご案内に記載の方法で再発行を行ったお客様はこの無効化の影響を受けません。
ブランドはラピッドSSL、ジオトラスト、シマンテックであってもSSL証明書の発行者が
Digicert.Incになっている場合は無効化対象にはなりません。
証明書の発行者を確認する方法についてはサポートページをご確認ください。
エラー画面のイメージなどはFirefoxの開発元であるMozilla Foundationのブログで確認できます。
本件に関するお問い合わせ先
SSLサーバー証明書の発行方法以外の本件に関するお問い合わせに関しては以下までお願いします。
デジサート・ジャパン合同会社 テクニカルサポート
Email: server_info_jp@symantec.com
電話 : 03-5114-4135
※音声ガイダンス後、2番を選択してください
受付時間: 9:30~17:30(土日祝日、および年末年始を除く)
SSLサーバー証明書の申し込み方法、設定方法については、さくらインターネット SSLサーバー証明書発行専用ダイヤルへお願いします。
さくらインターネット SSL証明書発行専用ダイヤル
受付時間:平日 10:00~18:00(土日祝日、当社指定休日は休み)
※電話番号は、対象のお客様へ個別で以下メールにてお知らせしております。
件名:【重要】[さくらインターネット]SSLサーバー証明書再発行のお願い