前提条件
- メールソフトでPOP接続を設定している場合、お使いの端末でサーバー上にメールを残す設定ができます。
- さくらのレンタルサーバの設定で、サーバー上にメールデータを残す、残さないを設定する機能はありません。
- 本設定については、メールソフトの接続方式やメールソフトの設定内容によって異なります。
POPとIMAPの違い
POP接続で受信する設定をしている場合、メールの受信を行うとサーバーからメールをメールソフト側に読み込みます。
メールをサーバーから受信者側の端末（パソコンやスマートフォン）に移動しますので、移動が終わるとサーバーは空になります。
IMAP接続で受信する設定をしている場合、メールソフトとサーバーが同期するため、メールソフトとサーバーが常に同じ状態になります。
メールソフトでメールを削除するとサーバー上からもメールは削除されます。
サーバー上にメールを残す設定
POP接続で受信する設定をしている場合、メールソフトで「サーバー上にメールを残す」設定を行うことで、受信したメールをサーバー上に残すことができます。
注意事項
複数の端末でメールを受信する場合、「サーバー上にメールを残す」設定が行われていない端末が1台でも存在すると、設定していない端末でメールを受信した時点で、サーバー上のメールは空になり他の端末でメールは受信できません。
一般的な設定方法
メールソフトによって表記が異なりますので、ご利用のメールソフトの設定に読み替えて設定してください。
| 表記例 | 設定方法 |
|---|---|
| サーバー上にメールを残す | チェックを入れる。 |
| サーバーから○日後に削除する | サーバー上に残したメールを指定した日数後に削除します。 任意の日数を指定してください。 |
『サーバー上にメールを残す』の項目が表示されない場合
メールソフトに設定しているメールアドレスの受信設定が、POP接続では無くIMAP接続になっています。
上記設定を行う場合には、メールアドレスの受信設定をPOP接続で設定してください。
POP接続とIMAP接続の詳しい違いは下記ページをご確認ください。
メールソフトの設定時に選択するPOPとIMAPの違いについて