
さくらインターネットで取得した独自ドメインが追加できません
他のサービスでドメインの追加やゾーン情報の設定を行っている場合、
既に設定情報が存在するため、追加ができない場合があります。
ドメインメニュー上のゾーン情報が正しくない場合の対処方法について案内します。
さくらインターネット取得した独自ドメインをレンタルサーバサービスに設定する場合、
サーバコントロールパネルよりドメインを追加する必要があります。
※ サーバコントロールパネルよりドメインを追加する際に以下のエラーが発生した場合、
ドメインメニューから該当ドメインのゾーン情報を確認してください。
「 既に、さくらインターネットのネームサーバに登録されていますゾーンもしくは追加ドメインから、
このドメインを削除し、しばらくたってから再度お申込みください 」
オンラインマニュアルを参考の上、「ゾーン編集」を押した際に、
以下のような表記になっている場合は、正しいゾーン情報が設定されておりませんので削除を行ってください。
エントリ名 | タイプ | データ |
---|---|---|
@ | NS | ns1.dns.ne.jp |
NS | ns2.dns.ne.jp |
ゾーン情報の削除後、「 2時間以上 」 時間を置いて以下の手順にてドメインの追加設定を行ってください。
このようなゾーンの状態になれば設定が完了です。
エントリ名 | タイプ | データ |
---|---|---|
@ | NS | ns1.dns.ne.jp |
NS | ns2.dns.ne.jp | |
A | ***.***.***.*** | |
MX | 10 @ | |
www | CNAME | @ |
CNAME | @ | |
ftp | CANME | @ |
ドメイン(DNS)の設定を終えたのに、ウェブがみられません
追加したドメインのネームサーバ(DNS)情報の反映に時間がかかっている可能性があります。
ドメインの情報がインターネット全体へ反映するには数時間 ~ 2日程度時間がかかる場合があります。
しばらく時間をおいてから、もう一度接続をお試しください。
( ブラウザのキャッシュをクリアすることで、ドメインに接続できるようになることもあります )
また、WHOIS情報内の 「 ネームサーバ 」 が正しいものであるか確認しておくことも重要です。
追加したドメインのネームサーバ情報が弊社指定の情報に変更されているか、ご確認ください。
さくらインターネット管理のドメインであれば、以下の手順にてドメインのネームサーバ情報の変更が可能です。
さくらインターネット指定ネームサーバ | |
---|---|
ネームサーバー1 | ns1.dns.ne.jp |
ネームサーバー2 | ns2.dns.ne.jp |
いくつまでドメインを利用できますか?
各サービスプランによって異なります。
初期ドメイン(○○○.sakura.ne.jp)を含め、以下の数のドメインを追加して利用できます。
※全てのプランにおいて、高負荷などでサーバの管理に支障をきたす事が確認された場合、
一時的にドメインの利用数を制限させていただくことがございます。
ライト | スタンダード | プレミアム | ビジネス | ビジネスプロ | メールボックス | マネージドサーバ |
---|---|---|---|---|---|---|
20個 | 100個 | 150個 | 200個 | 200個 | 20個 | 制限なし? |
初期ドメイン(1個) + さくらのサブドメイン ※1 + 独自ドメイン ⇒ 上記個数まで
初期ドメイン(1個) + 独自ドメインのサブドメイン+ 独自ドメイン ⇒ 上記個数まで
- ※1「さくらのレンタルサーバ」は2個、「さくらのメールボックス」は1個まで追加できます。
日本語ドメイン名は使えますか?
日本語ドメインは、 「サーバコントロールパネル」から追加することは可能です。
しかしながら、動作についてはサポート対象外です。
※ 追加することにより、ウェブのみ(メールは利用不可)、通常のドメイン名と同様に使用できます。
ゾーン情報の修正やネームサーバサービスでの利用はできません。ご了承ください。
※ 日本語ドメインによるウェブアクセスは対応したブラウザが必要です。
ドメインを追加すると、ホームページ公開のURLはどのようになりますか?
「 さくらのレンタルサーバ 」、「 さくらのマネージドサーバ 」 サービスにおける標準設定では、
追加を行われたドメインにおいて「 wwwが付いたURL 」、「 wwwが付いていないURL 」のどちらでも
同じページへアクセスされる仕様となっております。
例) example.com を標準で設定した場合
- http://example.com/ → 表示可能
- http://www.example.com/ → 表示可能
例)example.com を「 www.を付与せずマルチドメインとして使用する 」で設定した場合
- http://example.com/ → 表示可能
- http://www.example.com/ → お客様のページは表示されず、弊社にて用意しているエラーページを表示
弊社ではwww.を付与して利用することを推奨しておりますが、アクセスできるURLを一本化するなど
といったご利用を想定している場合にはwww.を付与せずに設定することが有効です。
初期ドメインと独自ドメインで同じホームページが表示されます
初期ドメインと独自ドメインで、異なるウェブサイトの運用をご希望の場合、
マルチドメインの設定が必要です。
さくらのレンタルサーバ・マネージドサーバで提供している初期ドメイン(○○○.sakura.ne.jp)※1 は
【 www 】 ※2 というフォルダをドキュメントルート ※3 として認識します。
追加された独自ドメインは、サーバコントロールパネルよりマルチドメインの設定を
行わない限り、初期ドメインと同じフォルダ ( www ) を参照します。
なお、初期ドメインは、削除やドキュメントルートの変更( wwwフォルダを参照させない等 )はできません。
- ※1 お申し込み時に、お客様にて決めていただいた文字列
- ※2 最初からサーバ内にあるフォルダ
- ※3 ドメインにアクセスした際に、参照するフォルダ
初期ドメインってなんですか?
さくらのレンタルサーバを申込む際に、初期ドメイン名を入力する必要があり、「○○.sakura.ne.jp」という初期ドメイン名を付けられます。
「○○.sakura.ne.jp」の「○○」の部分は以下の書式で決めていただけます。
※初期ドメイン名は、申込み完了後には変更することができませんので、ご注意ください。
初期ドメインの書式
- 半角英数字とハイフン(-)が使用できます。
- 3~16文字で設定してください。
- 数字のみの文字列、最初および末尾にハイフン(-)は使用できません。