115000168261
115000034981

【さくらの専用サーバ】ロードバランサーのヘルスチェックに失敗する

対象サービス・プラン
 

「さくらの専用サーバ」ロードバランサーサービスにおきまして、リアルサーバーに複数のヘルスモニタを設定している場合に、
全ての条件を満たしていないにも関わらず、リアルサーバーのステータスがダウンとされてしまう事象への対処方法をご案内しています。

対象サーバモデル

  • さくらの専用サーバ ロードバランサーサービス

発生する事象

リアルサーバーに複数のヘルスモニタを設定している場合に、全ての条件を満たしていないにも関わらず、
リアルサーバのステータスがダウンとされてしまう場合がございます。

ヘルスモニタはリアルサーバーとサービスグループの両方で設定する事が出来ますが、この内のリアルサーバーのヘルスモニタでは
作成時に特に指定を行わない限り、下図のように規定の「default」というヘルスモニタが選択されるようになっています。

001.png

「default」のヘルスモニタはリアルサーバーの設定箇所によって動作が異なり、「一般」項目内ヘルスモニタではICMPによるヘルスチェックが行われ、
「ポート」項目内のヘルスモニタでは指定されたポート、プロトコル(TCP/UDP)でのチェックが行われます。

ヘルスモニタには以下のような優先順位があり、リアルサーバーの「一般」項目のヘルスモニタが最も優先されます。

 1.リアルサーバーの「一般」項目のヘルスモニタ
 2.リアルサーバーの「ポート」項目のヘルスモニタ
 3.サービスグループのヘルスモニタ

そのため、こちらで規定の「default」というヘルスモニタが有効となっている場合は、
ICMPによるリアルサーバのヘルスチェックに失敗しますと、優先度の低いその他の「ポート」項目の指定されたポート、
プロトコル(TCP/UDP)でのヘルスチェックの結果に関係なく、リアルサーバのステータスはダウンと判定されてしまいます。

既定で選択されるヘルスモニタではございますが、ヘルスチェック失敗時の影響が大きいことと、
機器ベンダでも意図せずCPUのリソースを消費する可能性があるとのことでICMPによるリアルサーバーのヘルスチェックは非推奨としておりますので、
その他のポート、プロトコル(TCP/UDP)でのヘルスチェックを有効とされている場合は、リアルサーバーの「一般」項目の
「default」ヘルスモニタなどのICMPによるリアルサーバーのヘルスチェックは変更・無効化されることを推奨いたします。

ICMPによるリアルサーバのヘルスモニタの変更・無効化方法

ICMPによるリアルサーバのヘルスモニタの変更・無効化を行う場合は、ロードバランサーの管理画面より、
[コンフィグ] > [SLB] > [サービス] > [サーバー] > [対象サーバー] と遷移してリアルサーバーの詳細画面を表示します。

下図のようにリアルサーバーの詳細画面が表示されますので、リアルサーバーの「一般」項目の「ヘルスモニタ」欄右のプルダウンメニューを選択し、
作成済みのICMPを使用しないヘルスモニタを選択いただくか、リアルサーバーのヘルスモニタそのものを無効化する場合はプルダウンメニューから
「空白」を選択してページ下部の「OK」ボタンで反映させてください。
反映後はページ上部の「保存」ボタンで必ず設定の保存を行うようお願いします。

002.png

ICMPによるリアルサーバのヘルスモニタのリトライ条件の厳格化方法

要件などによりICMPを使用したリアルサーバーのヘルスモニタを必要とされる場合は、ヘルスモニタのリトライ条件の厳格化を推奨いたします。

既定の「default」のヘルスモニタについてはヘルスモニタ一覧には表示されず、リトライ条件の厳格化を含めた変更は行えません。
ヘルスモニタのリトライ条件の厳格化を行う場合は、ロードバランサーの管理画面より、
[コンフィグ] > [SLB] > [ヘルスモニタ] > [ヘルスモニタ]と遷移し、ページ下部の「追加」ボタンでヘルスモニタの新規作成画面を表示します。

下図のようにヘルスモニタの新規作成画面が表示されますので、「ヘルスモニタ」項目で
「名前」欄、「リトライ」欄、「間隔」欄、「タイムアウト」欄を入力し、
次に「ストリクトリトライ」欄のチェックボックスをチェックします。
チェック後、「メソッド」項目で「クラス」欄のプルダウンメニューからICMPを選択し、ページ下部の「OK」ボタンで反映させてください。
反映後はページ上部の「保存」ボタンで必ず設定の保存を行うようお願いします。

003.png

ヘルスモニタの新規作成後は、前述のICMPによるリアルサーバのヘルスモニタの変更・無効化を行う場合を参照し、
リアルサーバーの「一般」項目の「ヘルスモニタ」欄へ設定ください。

「ストリクトリトライ」が有効となっている場合、一時的にエラーとなるような応答を受け取った場合も
その時点ではステータスをダウンとは変更せず、再度のリトライが試みられるようになります。

 

さくらのサポート情報

メニューを閉じる