115000066061
201994802

[ベアメタルプラン]  IPv6有効化手順(CentOS7)

対象サービス・プラン
 

2017年4月5日よりさくらのVPSにおいて、IPv6はデフォルトでは無効化しておりますので、ご利用いただく場合には
お客様にて有効化していただく必要があります。

こちらの手順書では仮想サーバ上でIPv6の有効化手順について説明します。

前提条件

  • 本手順書はさくらのVPS ベアメタルプランの仮想サーバのみ対応します。
  • 本手順書は標準OSのCentO7.2のみ対応します。
  • IPv6の有効化作業を実施するには、root権限が必要となります。
  • 本手順を実施するにあたって、仮想サーバは1回以上の再起動が必要です。

ページの先頭へ

準備作業

VPSコントロールパネルログイン

VPSコントロールパネルに『 会員ID 』と『 会員メニューパスワード 』を入力し、ログインします。

会員ID お客様の会員ID(例:nnn12345)
パスワード 会員メニューパスワード
お申込み時に、お客様にて決めていただいた任意のパスワード
紛失された場合は「会員メニューパスワードの変更・再発行」をご確認ください。

IPアドレスでログインした場合

VPSコントロールパネルに『IPアドレス』でログインした場合、該当のサーバ操作のみが行えます。
契約中の他のサーバ一覧、ローカルネットワーク接続等の操作は行えません。

サーバの起動

VPSコントロールパネルの「起動」ボタンを押して、仮想サーバを起動します。

01.png

「コンソール」‐「VNCコンソール(HTML5)」を使って、サーバが正常に起動できたことを確認します。

02.png

03.png

VNCコンソールまたはSSH経由にて、仮想サーバへログインします。また、rootユーザへ切り替えます。

ページの先頭へ

カーネルパラメータの変更

現在の設定を確認

IPv6が無効化されていることを確認します。

# cat /etc/sysctl.conf
----関連設定の抜粋----
# Do not accept RA
net.ipv6.conf.default.accept_ra=0
net.ipv6.conf.all.accept_ra=0
net.ipv6.conf.eth0.accept_ra=0
 
# Do not use IPv6
net.ipv6.conf.all.disable_ipv6 = 1
net.ipv6.conf.default.disable_ipv6 = 1

IPv6の有効化

IPv6を有効化します。

# sed -i -e "/net.ipv6.conf.default.disable_ipv6/s/^/#/" /etc/sysctl.conf
# sed -i -e "/net.ipv6.conf.all.disable_ipv6/s/^/#/" /etc/sysctl.conf

再度、設定ファイルを確認します。

# cat /etc/sysctl.conf
----関連設定の抜粋----
# Do not accept RA
net.ipv6.conf.default.accept_ra=0
net.ipv6.conf.all.accept_ra=0
net.ipv6.conf.eth0.accept_ra=0
 
# Do not use IPv6
#net.ipv6.conf.all.disable_ipv6 = 1
#net.ipv6.conf.default.disable_ipv6 = 1

コメントアウトされていることを確認します。

ページの先頭へ

ネットワークコンフィグの変更

現在の設定を確認

現在のネットワーク設定を確認します。

# ifconfig eth0
eth0: flags=4163<UP,BROADCAST,RUNNING,MULTICAST>  mtu 1500
        inet XXX.XXX.XXX.XXX  netmask 255.255.254.0  broadcast XXX.XXX.XXX.255
        ether 9c:a3:ba:XXX:XXX:XXX txqueuelen 1000  (Ethernet)
        RX packets 6046  bytes 374633 (365.8 KiB)
        RX errors 0  dropped 0  overruns 0  frame 0
        TX packets 93  bytes 11160 (10.8 KiB)
        TX errors 0  dropped 0 overruns 0  carrier 0  collisions 0
        device memory 0xf7200000-f727ffff
 
 
# cat /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0
DEVICE=eth0
ONBOOT=yes
BOOTPROTO=static
 
HWADDR=$MAC_ADDRESS
TYPE=Ethernet
IPADDR="XXX.XXX.XXX.XXX"
NETMASK="255.255.254.0"
GATEWAY="XXX.XXX.XXX.1"
DNS1=210.188.224.11
DNS2=210.188.224.10
 
#IPV6INIT=yes
#IPV6_DEFROUTE=yes
#IPV6_FAILURE_FATAL=no
#IPV6_AUTOCONF=no
#IPV6ADDR=2001:e42:102:1501:XXX:XXX:XXX:XXX/64
#IPV6_DEFAULTGW=fe80::1
#IPV6_PRIVACY=no
#DNS3=2001:e42::2

IPv6に関する設定がコメントアウトされていることが確認できます。

VPSコントロールパネルよりIPv6の設定を確認

設定ファイルとコントロールパネルの内容が同じであることを確認します。

04.png

05.png

IPv6の有効化

以下のコマンドを実行し、コメントアウトを解除します。

# sed -i -e "s/^#//g" /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0

再度、コンフィグファイルを確認します。

# cat /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0
DEVICE=eth0
ONBOOT=yes
BOOTPROTO=static
 
HWADDR=$MAC_ADDRESS
TYPE=Ethernet
IPADDR="XXX.XXX.XXX.XXX"
NETMASK="255.255.254.0"
GATEWAY="XXX.XXX.XXX.1"
DNS1=210.188.224.11
DNS2=210.188.224.10
 
IPV6INIT=yes
IPV6_DEFROUTE=yes
IPV6_FAILURE_FATAL=no
IPV6_AUTOCONF=no
IPV6ADDR=2001:e42:102:1501:XXX:XXX:XXX:XXX/64
IPV6_DEFAULTGW=fe80::1
IPV6_PRIVACY=no
DNS3=2001:e42::2

IPv6に関する設定のコメントアウトが解除されていることを確認します。

ネットワーク設定の反映

OSを再起動し、ネットワーク設定を反映します。

# reboot

再起動をかけたくない場合は 以下のコマンドでも可能です。

# sysctl -p
# systemctl restart network.service

設定の反映を確認

ネットワークの情報を確認し、IPv6アドレスが設定されていることを確認します。

# ifconfig eth0
eth0: flags=4163<UP,BROADCAST,RUNNING,MULTICAST>  mtu 1500
        inet XXX.XXX.XXX.XXX  netmask 255.255.254.0  broadcast XXX.XXX.XXX.255
        inet6 fe80::9ea3:baff:fe01:XXXX prefixlen 64  scopeid 0x20<link>
        inet6 2001:e42:102:1501:XXX:XXX:XXX:XXX  prefixlen 64  scopeid 0x0<global>
        ether 9c:a3:ba:XXX:XXX:XXX  txqueuelen 1000  (Ethernet)
        RX packets 15281  bytes 950624 (928.3 KiB)
        RX errors 0  dropped 0  overruns 0  frame 0
        TX packets 312  bytes 41347 (40.3 KiB)
        TX errors 0  dropped 0 overruns 0  carrier 0  collisions 0

IPv6のデフォルトゲートウェイが「fe80::1」と設定されていることを確認します。

# netstat -rnA inet6
Kernel IPv6 routing table
Destination                                 Next Hop                                Flags Metric Ref    Use Iface
2001:e42:102:1501::/64                      ::                                      U     256    0        0 eth0
fe80::/64                                   ::                                      U     256    0        0 eth0
::/0                                        fe80::1                                 UG    1      32       0 eth0
::1/128                                     ::                                      U     0      13       1 lo
2001:e42:102:1501:160:16:50:47/128          ::                                      U     0      13       1 lo
fe80::9ea3:baff:fe01:addb/128               ::                                      U     0      7        1 lo
ff02::12/128                                ff02::12                                UC    0      268       0 eth0
ff00::/8                                    ::                                      U     256    0        0 eth0

IPv6で通信可能か「ping6」などで確認してください。
通信が可能であればIPv6アドレスを有効にする方法は完了です。

さくらのサポート情報

メニューを閉じる